今日は、デザインビジネスで得られる
仕事（案件）について、いつもより
少し深く掘り下げてお話ししたいと思います。
まず、現在の私の依頼はほとんど全てが「紹介」です。
既存の顧客に気に入ってもらい、
その顧客に新しい新規顧客を紹介してもらいます。
この方法だと、基本的にいいお客さんばかりが集まってきますし、
リピート率も高くなるので安定して稼ぎやすいです。
ただ、これからデザインビジネスをスタートさせる、という場合、
紹介してもらう既存客自体がいないわけですから、
最初からこれ頼みで行くというのはあまりお勧め出来るプロセスではありません。
ですので、最初はとにかく
「ゲットしやすく」「手早くお金になる」ような案件を
メインでやっていくようにするといいですね。
「手早くお金になる」というのは、
製作期間が短くてすむ案件、という事です。
例えば簡単なチラシの作成とか、
既に出来ているブログの一部をカスタマイズするとか、そういうのですね。
HPを０から作成する案件などは、
確かに一件当たりの単価は高いのですが、
その分製作期間も長くかかります。
初期の段階では不慣れな事もあるでしょうから、
余計に製作期間は延びてしまいがちです。
しかし、お金が入ってくるのは
制作が終わって相手に納品してからですから、
これだと最初のキャッシュを得るまでの時間が長過ぎるのです。
最初は、お金の入ってくるタイミング（キャッシュフロー）を
大事にする意味でも、「ゲットしやすく」「手早くお金になる」ような案件を
メインでやっていくようにするようにしましょう。
また、そういった案件でも、やっていく中で
長い付き合いの出来そうな人というのは必ず見つかります。
そういう人をじわじわと増やして行くようなイメージでやっていきましょう。
最終的に紹介メインにしたいと思っていても、
最初から効率よくいこうとしすぎるとうまくいきません。
最初は数うちゃ当たるくらいの感覚で付き合いを広げて行きましょう。
ある程度付き合いの幅も広がったら、次のステップとしては、
付き合える人と付き合う。無理しないようにする。
お金のない人とは付き合わない。
というように、条件を徐々に厳しくして行きましょう。
これを地道に続ける事で、１～２年で紹介メインに持って行く事が出来ます。
なお、当然ですが、仕事は丁寧にやってマイナス評価にならないように。
マイナス評価だと、今度はあっち側は
「もうあなたとは付き合いたくない」と思うようになってしまいます。
